こんにちは!まるよ食堂の鈴木です。
昨日2月10日は、お店をお休みにして、店内清掃および模様替えを行いました!お客様にもっと快適に過ごしていただけるよう少しずつお店も改善してまいりますので、どうぞご期待ください^^
さて、鮟鱇(あんこう)がまるよ食堂に入荷いたしました!早速、あんこう鍋の予約を受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。(※予約方法は記事の最後にあります。)
今回は、あんこうについて、そしてあんこう鍋のお持ち帰り方法についてご案内します。
目次
あんこうってどんな魚?
あんこうは、ほぼすべての部位を食べることができる魚で、「あんこうは捨てるところがない」と言われるほど。特に、「キモ(肝)、カワ(皮)、水袋(胃袋)、ヌノ(卵巣)、エラ、ヒレ、身」をあんこうの七つ道具と呼び、それぞれが独特の旨味を持っています。
★あんこうはまな板で解体しない!
あんこうは8割ほどが水分で、身もやわらか。皮はぶよぶよしているので、まな板でおろすことが難しい…というわけで、このように吊るして解体します。(※まれにまな板で解体する人もいるそうです!)
※ 祖母がデイサービスから帰宅し、見学中。
あんこう料理の魅力
一度食べると、毎年冬には食べずにはいられなくなる…そんな旨味と美味しさがあんこうにはあります。魚料理の中でも群を抜いて、濃厚な旨味があります。また、あんこうの各部位でさまざまな食感を楽しめるのも魅力のひとつ。たとえば、皮はコラーゲンがたっぷりでぷるぷるした食感。肝は、「海のフォアグラ」とも呼ばれるほど、なめらかな食感。このように、五感をフル稼働して存分に楽しめる要素が満載な点があんこう料理の魅力です。
あんこうをおいしく料理するコツ
ポイントは「下処理」。霜をふって(材料をざっと熱湯に通して、表面だけを加熱すること。 )しっかりぬめりを取ります。このぬめりをしっかり取らないと、臭みにつながり、味が悪くなってしまいます。
また、大事な肝は、表面の薄い膜や血栓、筋を取り除きます。とても細かい作業になりますが、これも臭みなくおいしく食べるために必要な処理です。
正直に、あんこうの下処理はとっても細かくて大変。でも、その処理をしっかりすることでおいしいあんこう料理になるのです。
「霜(しも)をふる」とは?
「塩じゃないの?」というお問い合わせをいただきましたので、下記補足です。
材料をざっと熱湯に通して、表面だけを加熱すること。 肉や魚の場合、地面にうっすらと霜が降りたように表面が白くなることから、こう呼ばれる。 表面を熱で固めてうまみを逃がさないようにするのと同時に、表面の脂や臭みを除いたり、魚の場合はうろこや血合いなどを除くために行なう。
あんこうのぬめりは強烈なので、熱湯に通すことでよりしっかりぬめりをとることができます。あんこうに限らず、煮魚をつくるときにもおすすめ。残った鱗なども取りやすくなります。
まるよ食堂のあんこう鍋
具材
あんこうの身はすべて骨抜き済み。(頑張って取りましたが、入っていたら申し訳ございません…。)肝をたっぷり入れました。あんこうのほかには、冬の野菜も入れています。仕上げにゆずをトッピング。さわやかな香りが濃厚なあんこうの旨味とマッチします。
▼盛り付け例
だし汁
あんこうの骨などからだしを取り、それを味噌仕立てにしました。冷えた体も温まります。
価格・内容
写真の量で 2,000円(税込)
<内容>
・あんこう鍋
・うどん ※人数分
お持ち帰り方法について
お持ち帰りの場合は、ご自宅にある鍋をご持参いただければその場ですぐに盛り付けいたします。
どんな鍋がいいの?
いつもご家庭で使用している鍋をお持ちください。土鍋、片手鍋どんなものでも盛り付けます!もし入らない場合は、まるよ食堂にあるパックに入れてお渡しします。
鍋を持っていかなくても受け取れる?
受け取り可能です。パックに入れてお渡しします。
汁はこぼれない?
汁は鍋に入れず別の容器に入れてお渡しします。
はじめてなのでいろいろ至らない点もあるかと思います。大変恐縮ですが、ご不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
予約方法は?
お電話または、LINE、Facebookより受付けております。数量に限りがございますので、いったん下記内容をご連絡ください。
●何人分か?
●受け取り希望日時
●鍋持参か、持参でないか
▼お問い合わせはこちらです。
https://www.maruyoshokudou.com/page-17/
この季節だけのあんこう鍋、ぜひご賞味くださいませ!お問い合わせお待ちしております。